2018年、謹んで新年のお慶びを申し上げます。


昨年秋に開催されたアジア最大の展示会「CEATEC JAPAN 2017」では、国内大手のナショナルブランドが並ぶ中、当社も比較的大きなブースで出展を果たし、懐かしいお客様や関係者、仲間にも多く来場頂き誠に感謝いたします。改めて我々は皆様に支えられていることを確認いたしました。引き続き本年も変わらぬご縁とお付き合いを何卒よろしくお願い申し上げます。

昨年、各メディアを先頭に人工知能、AIなどの文言が溢れ、我々、自然言語処理を主とするテクノロジーも同時に注目され活況しました。
しかしながら、何を持ってAIなのかの定義も十分なされないまま、ボイスコマンドにシナリオを掛け合わせた製品までAIを使っているような販売をしていることから、今年は定義が整備され淘汰が進むことを期待しています。

当社の2017年も「完全無人化」への挑戦を目標に掲げ、人の作業を代替するとして、ヒトと同じ倫理観、ライフスキルを持った対話システム基盤の開発に注力してきました。

人は何を不快と感じるか、人はどういう時に助けられたと感じるのか
「曖昧」や「軽率」と感じるのはどうしてかなど、そのすべてに答えを求める努力を惜しまないことで、日本という国で通用する対話システムが完成すると考えます。

また、当社の対話システムは英語や中国語へのリプレイスが可能になるよう、ユニバーサル設計を軸としています。

言語が異なる時には注意が必要なワードが多々発生します。
例えば、
You had a great career.
「あなたは素晴らしいキャリアをお持ちでしたね」
というフレーズを相手に言われたとき、曖昧さのある日本語ではさして問題になりませんが、英語圏での「had」は成功をイメージするワードとペアで使うことで、より強い残念なメッセージとなりますので、試しに上記フレーズをネィティブスピーカーに言うと「まだまだ現役だけど」と呆れた顔で返されてしまうでしょう。

さらに言葉の中には、どうポジティブな表現で使っても不快となるような単語も多く、フレーズを対話の流れで人工的に生成するには、膨大で良質なトレーニングが必須です。

AIスピーカーも海外勢に席巻されつつある今、日本語やソフトウェアへのこだわりを持ち続ける我々を引き続きご支援くださいますよう本年もよろしくお願い申し上げます。

2018年 元旦 Jetrunテクノロジ株式会社
代表取締役社長 兼 CEO 野武 浩